ダンスの16ビートとは?練習方法と日本人が苦手な理由も解説
投稿日:2024年9月16日更新日:2024年9月16日
こんにちは!大阪ダンススクールリアンの池田いくみです。
ダンススキルを上げるにはリズム感は欠かせない要素です。ダンスのリズムと言えば、基本の「16ビート」。16ビートとはそもそも何なのか、基礎を一度おさらいしてみましょう。
<目次>
ダンスの16ビートとは?
16ビートとは、1小節の中で16回リズムを刻むことです。16分音符を主体として演奏するビートで、刻みが細かくなるため軽快なリズムが生まれます。
音楽は1小節4拍ですが、ダンスでは1小節8拍が基本となり、8ビートは一つのグループと捉えると良いでしょう。
この8ビートの大きい拍(オンビート)の裏にある拍(エンカウント)もカウントすることを16ビートと言います。
16ビートを意識すると、音楽にぴったり合わせて体を動かせるようになります。細かいリズムに乗って踊ると、動きがよりかっこよくなり表現が豊かになりますよ。
16ビートは日本になじみのないリズム?
16ビートはヒップホップやR&B、ポップミュージックなどでよく使われており、実は日本にはあまりなじみのないリズムです。
海外では16ビートの文化が根付いており、日本人の大人でも難しいリズム遊びを、海外の子どもは幼い頃から生活の中で自然に身につけています。
日本人が16ビートに苦手意識を持つ人が多い理由は、日本の楽曲の多くが8ビートで構成されているからです。そのため、16ビートの曲のダンスに対して苦手意識を持ってしまうようです。
しかし16ビートはしっかり練習すれば必ず習得できるので、根気強くトライしてみましょう。
16ビートをマスターするメリット
16ビートを身につけると、ダンススキルが上がり、楽しくなること間違いなし!その理由を解説していきます。
リズム感が良くなり音楽との一体感が生まれる
細かいリズムを数えることで、より音楽のニュアンスを捉え、リズム感が養われます。そして音楽の細かな変化を体で感じ、音楽と一体となって踊れるようになります。
表現の幅が広がる
細かいリズムを意識すると、体の動きがより繊細になり、表現のバリエーションが豊富になります。複雑でクールな振付を作れるようになるので、即興で踊るときにも役立ちます。
また、16ビートはいろんなダンスジャンルで使われているので、さまざまなスタイルに挑戦しやすくなりますよ。
16ビートの練習方法
16ビートを身につけるには、こんな練習方法がおすすめです。
メトロノームを活用する
メトロノームを使って一定のリズムでカウントする方法です。徐々にテンポを上げていくことで、16ビートに慣れていきますよ。
音楽に合わせてカウントする
好きな音楽に合わせて、16ビートを数えてみましょう。最初はゆっくりなテンポから始め、徐々に速いテンポの曲に挑戦してみましょう。
リズムゲームを活用する
リズムゲームは、楽しみながら16ビートの感覚を養えるツールです。最近ではスマートフォンのアプリで手軽に遊べるゲームがあるので、いろんなゲームを試してみると良いでしょう。
まとめ
これらの練習方法を組み合わせて、少しずつ続けていけば、16ビートが体に染み込んでいくはず。最後には、音楽と一体になって踊れるようになるのでぜひ練習してみてくださいね。
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