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ダンス人口に男性ダンサーの割合が少ない3つの理由

投稿日:2024年10月7日
更新日:2024年10月7日

こんにちは!大阪ダンススクールリアンの池田いくみです。

ダンスの世界において、女性ダンサーの数は男性ダンサーを上回る傾向にあります。なぜ男性はダンスを始めるハードルを感じてしまうのでしょうか。

今回は、その理由を3つの視点から解説していきます。

なぜ男性はダンスを始めるハードルを感じてしまうのか?

ダンス人口に男性の割合が少ない3つの理由

男性ダンサーの割合が少ない原因は、3つの理由が考えられます。理由について、それぞれ詳しく解説していきます。

ステレオタイプの影響

1つ目の理由は、社会的なステレオタイプが影響していることです。

昔からダンスは女性的な活動とされてきたことがあり、とくにバレエやジャズダンスなどではその印象が強いです。

男性がダンスに興味を持っても、「男らしくない」「女性っぽい」といった偏見が壁になることがあります。この偏見が、男性がダンスを始める際に少し勇気が必要な要因となっているようです。

また周囲の反応や、性別に関する固定観念が、ダンスという選択肢を狭めてしまうこともあります。

しかし最近では、ダンスは性別を問わず楽しめる自己表現の一つとして広く認識され始めており、ステレオタイプも徐々に変わりつつあります。

2012年から中学校の保健体育の授業でダンスが必修化されている背景もあり、ダンスが身近な存在になってきていると言えるでしょう。

スポーツの選択肢が豊富

2つ目の理由は、スポーツ活動との競合が挙げられます。

多くの男性は成長過程でサッカーやバスケットボール、野球などのスポーツをすることが多いです。その結果、ダンスに時間や関心を向ける余裕が少なくなることがあります。

学校や地域のクラブでも、男性向けのスポーツの選択肢が多く提供されており、体力や競技性が求められるスポーツに参加することが主流です。

スポーツは「体力」「スピード」「戦略」といった要素が重視されるため、これが「男性らしさ」と結びついてしまうこともあると言えます。

一方で、ダンスも実際には高度な身体能力やリズム感が求められ、スポーツと同じくらいの身体的な挑戦を提供してくれます。ダンスはスポーツとは違う形で体力や表現力を高められる運動の一つです。

男性ダンサーのロールモデルが少ない

3つ目の理由に、男性ダンサーのロールモデルが少ないことが挙げられます。

とくに若い男性にとって、自分が目指したいと思える男性ダンサーを見つけることが難しい場合が多いです。それがダンスに対する興味を持つきっかけを逃してしまう原因になることがあります。

周囲に少ないと感じると、ダンスに挑戦することが難しく感じられてしまうようです。

しかし最近では、K-POPやストリートダンスの影響で、男性ダンサーが目立つようになり、新しい世代の若者にとって憧れの存在となっています。

たとえば、K-POPの男性アイドルたちや世界的に活躍するストリートダンサーは、ダンスがクールで魅力的な自己表現の手段であることを教えてくれています。

このようなロールモデルの増加により、近年は若い男性がダンスに興味を持ちやすい環境が整いつつあると言えるでしょう。

ダンス人口に男性の割合が少ない3つの理由

まとめ

ダンスは誰にとっても開かれた世界であり、一歩踏み出すことで新たな自分を発見できる素晴らしい手段の一つです。近年ではダンスが身近になりつつあることから、ハードルは以前よりも下がっている傾向にあります。ぜひダンスの世界に足を踏み入れてみませんか?

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