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ダンスのヒットとは?ダンスにメリハリを付ける重要なスキル

投稿日:2024年4月10日
更新日:2024年4月10日

こんにちは!大阪ダンススクールリアンの池田いくみです。

ポップダンスの基礎となるテクニックでもある「ヒット」。動きにメリハリをつけるために欠かせない要素で、奥が深い技です。

今回はヒットについて、概要やコツを解説していきます。

ダンスにおけるヒットとは?

ヒットとは、筋肉を弾くテクニックのことです。感覚としては、一瞬だけ筋肉に力を入れるイメージで、腕・首・胸・胃・足など、さまざまな部位で打ち分けていきます。パーツごとにヒットを打つことで、動きのアクセントになるため、ダンスにメリハリが生まれます。

ストリートダンスの一つであるポップ(ポッピン)の基本という位置付けですが、ヒップホップを始めとするフリースタイルダンスの中でも応用できるのが特徴です。さまざまなテクニックを持っておくと、ダンサーとしての懐が深くなるでしょう。

ヒットの打ち方

特に重要となる胸・足・腕のヒットの打ち方を解説します。ヒットは筋肉の緊張が0%の状態から一瞬で100%にして、すぐに0%に戻すイメージで行なうのがポイント。

胸のヒットは、大胸筋をピクッと動かすイメージで、大胸筋の側部を意識するのがコツ。

手のひらを胸の前で合わせて、手のひらで押し合うように力を入れたり、手首付近をつかんで体の内に一瞬力を込めると大胸筋に力が入り、ピクっと筋肉が動きます。この力を入れる感覚を覚えて、手を使わずできるようになるのが理想です。

足のヒットには、アップとダウンの2種類があります。アップはリズムを出したりスピード感を出したりでき、ダウンは重たく見せたいときに効果的です。

アップは肩幅くらいに足を広げて立ち、通常の立っている状態から、更に足を伸ばすイメージで行ないます。

ダウンはかかとで地面を押し込むイメージで弾きます。頭がブレないように、体を下に落とさないように注意しましょう。

いずれの動作も膝を使うのではなく、太ももとお尻に力を入れる感覚で行なうのがコツです。

腕のヒットは、三頭筋(腕の後ろ側、二の腕部分の筋肉)に力を入れて弾きます。

一切力を入れていない状態=脱力状態を作り、そこから三頭筋に思い切り力を入れて、力を抜きましょう。このときのポイントは、肘は立てない・肩を大げさに動かさない・手をパンチしないこと。

脱力状態→力を入れた状態→脱力状態を、短いスパンでできるようになると腕のヒットの完成です。

まとめ

ヒットは感覚をつかむまでは根気のいるテクニックですが、何度も繰り返し練習しているとできるようになります。早く習得するには、筋肉の動きを意識するために神経を集中させることが重要です。

お気に入りの音楽に合わせて、じっくり練習してみましょう。

本記事は、初心者限定大阪ダンススクールリアンの池田いくみが執筆致しました。

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大阪ダンススクールリアンがダンスのヒットを解説