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実はギャル文化発祥ではない!パラパラダンスとは?定番曲も紹介

投稿日:2024年9月6日
更新日:2024年9月6日

こんにちは!大阪ダンススクールリアンの池田いくみです。

パラパラダンスと聞くと、90年代後半〜2000年代初頭に流行した「ガングロギャル」によって踊られていたギャル文化のダンスというイメージを持つ人が多いのではないでしょうか。実はパラパラは80年代から存在しており、ギャル文化発祥ではないことはあまり認知されていないかもしれませんね。

今回はパラパラの概要や歴史、定番曲を紹介します。

パラパラはギャル文化のダンスなのか?

パラパラダンスとは?

パラパラダンスとは、主にユーロビートやトランス、テクノなどの高速なリズムの楽曲に合わせて踊られるダンスのことです。

主に若者を中心に人気を集め、渋谷や池袋などの繁華街にあるクラブやディスコで盛んに踊られました。

足の動きは左右移動のみ(2ステップ)と、両手を広げたり交差したりとキレのある手の動きに特徴があります。また、ダンサーは一列に並んで同じ振り付けを踊るのも特徴の一つ。

ほかのダンスよりも比較的簡単に踊れるので、手軽に始めやすいダンスでもあります。

パラパラダンスの歴史

パラパラダンスの誕生は、バブル期の1980年代後半〜1990年とされています。

主にクラブやディスコで、集客アップのために黒服や常連女性客の間で振り付けを考え、芸の一環としてパラパラが広がり始めました。当時のパラパラはサビ部分のみの振付で踊っていたそうです。

また当時はレコード会社による振付のビデオはなく、各店舗の黒服や常連が作っていたため、店によって振付が異なる場合も。

1990年代後半には、TRFや安室奈美恵さんなどの人気アーティストがユーロビート系の曲をリリースしたことで人気が高まり、パラパラも注目を集めるようになりました。

2000年代に入ると、パラパラダンスは全国的なブームとなり、テレビ番組や雑誌でも頻繁に取り上げられるようになりました。

しかし2000年代後半になるとブームは徐々に縮小し、現在では一部のコアなファンによって継承されています。

パラパラダンスとは?

パラパラダンスの定番曲

パラパラダンスには、多くの定番曲があります。その多くはユーロビートやトランスなどのジャンルに分けられ、BPMが150前後の高速なリズムが特徴です。

TAKE ON ME|A‐HA

パラパラ誕生に深いつながりがある一曲。この曲中にあるフレーズが、パラパラという名前のルーツであると言われています。

NIGHT OF FIRE| NIKO

パラパラダンスの代表曲の一つで、多くのダンサーに愛されています。

テレビ番組「SMAP×SMAP」で木村拓哉さんがこの曲でパラパラを披露したことをきっかけに、この曲の知名度が上がるとともにパラパラブームが起こりました。

TRY ME~私を信じて~|安室奈美恵

第2次パラパラブームの火付け役になった安室奈美恵さんのTRY ME。現在もパラパラの定番曲として名高い曲です。

まとめ

パラパラダンスの誕生は1980年代後半頃で、主にユーロビートなどのスピード感のある曲に合わせて踊られるダンスです。振付は覚えやすいものが多いので、ぜひトライしてみてはいかがでしょうか。

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