世界のダンスを深堀り!ラテン系の情熱的なダンスを紹介
投稿日:2024年8月20日更新日:2024年8月20日
こんにちは!大阪ダンススクールリアンの池田いくみです。
伝統的なダンスを知ることは、まるで楽しい冒険のようなもの。新しい世界が広がり、表現力を磨くヒントになることもあるでしょう。
日本のダンスにはあまりない要素を持つダンスとして、ブラジルのサンバ、スペインのフラメンコ、メキシコのサルサがあります。
それぞれの国を代表する情熱的なダンスとして世界中で親しまれており、どれも魅力的な要素が満載。
今回はサンバ・フラメンコ・サルサについて解説するので、ぜひこの機会に理解を深めてみてはいかがでしょうか。
世界のダンスを紹介
世界にはたくさんのダンスが存在しており、今回はラテン系の情熱的なダンスを3つ紹介します。
ブラジルのサンバ
サンバは、ブラジルの文化を象徴するダンスであり、リオのカーニバルでもっとも華やかに披露されます。アフリカの奴隷たちがブラジルにもたらした伝統が、ヨーロッパの影響と融合して生まれました。サンバは、軽快なリズムと情熱的な動きが特徴です。
サンバに出演するダンサーは、羽根やスパンコールで飾られた色鮮やかで手の込んだ衣装を着用します。
このダンスは、素早くリズミカルなステップと腰の動き、腕のジェスチャーを駆使して踊るハードなダンスです。サンバのリズムは通常4分の2拍子で、パンデイロ(タンバリンのようなもの)などの打楽器が重要な役割を果たします。
サンバは単なるダンスではなく、ブラジルの歴史や文化、そして人々の喜びや生きる力を表現するものです。カーニバルでのパレードでは、各サンバスクールが競い合い、壮大なショーを繰り広げます。
スペインのフラメンコ
フラメンコは、スペイン南部アンダルシア地方発祥の芸術形式で、ダンス、歌、ギター演奏が一体となった表現です。ジプシー(ロマ族)の文化が大きな影響を与えており、情熱、悲しみ、喜びなど、人間の深い感情を表現します。
フラメンコダンサーは、フリルの付いた長いスカートやボレロジャケットなど、特徴的な衣装を身につけます。女性のダンサーは、カスタネットを使うこともあります。ダンスの動きは、優雅な手の動きや力強い足さばきなど、誇り高い姿勢が特徴です。
音楽面では、ギターが中心的な役割を果たし、歌い手(カンタオール)の感情豊かな歌声が加わります。また、手拍子や足踏み音も重要なリズム要素となっています。フラメンコは即興性が高く、ダンサー、歌い手、ギター奏者の間で絶妙な掛け合いが生まれます。
キューバのサルサ
サルサは、キューバやプエルトリコなどカリブ海地域で発展し、メキシコを含む中南米全域で人気のダンスです。「サルサ」はスペイン語で「ソース」を意味し、さまざまな音楽やダンススタイルが混ざり合って生まれたことを表しています。
サルサダンスは、パートナーと組んで踊るのが特徴です。基本的なステップは8拍子のリズムで、前後左右に動きながら、ヒップの動きを強調します。ターンやスピンなどの華やかな動きも特徴的です。
音楽は、コンガ、ティンバレス、ボンゴなどの打楽器、ピアノ、トロンボーンやトランペットなどの金管楽器が織りなす複雑なリズムが特徴です。歌詞は恋愛や日常生活、社会問題など多岐にわたります。
まとめ
これら3つのダンスは、それぞれの文化や歴史を反映しながら、人々の感情や生活を表現する手段として発展してきました。いずれも技術的な側面だけでなく、踊り手の感情や表現力が重視される点で共通しています。また、これらのダンスは単なる娯楽にとどまらず、それぞれの国や地域のアイデンティティを形成する重要な要素であることも特徴です。
ぜひ世界のダンスにも目を向けてみてはいかがでしょうか。
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