伝説のダンスTV番組「スーパーチャンプル」とは
投稿日:2024年7月23日更新日:2024年7月23日
こんにちは!大阪ダンススクールリアンの池田いくみです。
日本のストリートダンス界に大きな影響を与えた「スーパーチャンプル」という番組をご存じでしょうか?
当時では珍しいダンスに特化した番組で、若者から大きな人気を博した番組として知られています。
今回はスーパーチャンプルについて解説します。
スーパーチャンプルとは?
スーパーチャンプルとは、2006年から2009年にかけて放送されていたTV番組で、当時としてはレアなダンスに特化したバラエティ番組です。
2004年から2005年にかけて放送されていた「少年チャンプル」の後継番組でもあり、DA PUMPがメインMCを務めていました。
2016年には特別番組「SUPER CHAMPLE 2016」として一夜限りの復活を果たします。さらに2017年、2018年にも特別番組が放送されるなど根強い人気を誇り、復活が期待されている番組です。
豪華なゲストメンバー
スーパーチャンプルは、解説者を含めて豪華なゲストメンバーで構成されていました。
「ダンスの神様」として知られる坂見誠二さんや、宮田健男さん、鈴木紗理奈さん、パパイヤ鈴木さんなどがMCとして参加。
ちなみにレギュラー出演・ダンス監修を務めていた坂見誠二さんは、1980年代にストリートダンスを日本に広めた立役者です。ロックダンスを得意としており、これまでKinKi KidsやKAT-TUNなどSMILE UP.(旧:ジャニーズ)の振り付けも多く手掛けていました。しかし残念ながら2023年6月に死去しています。
この訃報を受け、坂見誠二さんの追悼番組として「スーパーチャンプル傑作選」が2023年7月8日に放送されました。
宮田健男さんは1980年代後半に活躍したB-boyで、ブレイクダンスの世界大会において日本で初めて優勝したチームのリーダーでもあります。ブレイクダンスを日本に広めた第一人者として有名な人物です。
当時としては珍しいダンサーが主役の番組
当時はスマートフォンもなく、インターネットもそれほど普及していなかったため、ストリートダンスがテレビなどで取り上げられることはありませんでした。
そのため、番組スタートは若者から大きな関心が寄せられ、深夜帯に放送されたのにもかかわらず、一躍人気番組に。
また、視聴者を飽きさせない番組構成も人気を集めた理由の一つです。人気ダンサーの出演を始め、ダンス界の重鎮による歴史解説など、ダンスカルチャーの普及にも大きく寄与しました。
スーパーチャンプルがきっかけで人気を集めたダンサー
スーパーチャンプルでは、人気ダンサーも多く誕生しました。一部になりますが、有名ダンサーを紹介します。
- ひとりでできるもん(フリースタイル)
- ストロングマシン2号(アニメーション)
- TOZAWA(アニメーション)
- Cool Crew Jr(ブレイキン)
- 菅原小春(ヒップホップ・ジャズなど)
ダンス好きなら知っているというダンサーも多いはず。中でも菅原小春さんは、世界で活躍するダンサー・振付師として有名ですよね。
まとめ
伝説のダンスTV番組として語り継がれているスーパーチャンプル。日本のダンス業界の発展に大きく貢献した番組と言っても過言ではありません。これまで何度か特別番組として復活しているので、今後も再復活が期待できるかもしれませんね!
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