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ブレイクダンスがオリンピック種目に選ばれた3つの理由

投稿日:2023年8月6日
更新日:2023年8月6日

こんにちは!大阪ダンススクールリアンの池田いくみです。

2024年パリオリンピック競技大会の新競技(ダンススポーツ)として、「ブレイクダンス(ブレイキン)」が競技として決定したことで大きく注目を集めました。

しかしなぜブレイクダンスがオリンピック種目に採用されたのか、わからないという人も多いかもしれません。今回の記事では、ブレイクダンスが選ばれた理由について解説します。

ブレイクダンス(ブレイキン)とは?

ブレイクダンスは、ニューヨーク発祥のストリートダンスです。ギャングが抗争を収める際に暴力ではなく、音楽とダンスを用いたのが始まりとされています。

なお、ブレイクダンスという名称は日本のメディア独自の用語で、世界では「ブレイキン」と呼ばれています。

ブレイクダンスは頭や背中で回ったり、片手で体を支えてポーズを決めたりするアクロバティックな技が多いのが特徴です。

ブレイクダンスがオリンピック種目に選ばれた3つの理由

ブレイクダンスが選ばれた背景は、以下の3つといわれています。

若い世代へ関心を持ってもらうため

近年、若者のオリンピックへの関心が薄くなっているため、若い世代を呼び込むためといわれています。

ダンスにはたくさんのジャンルがありますが、なかでも世界的に若い世代を中心に人気を集めているブレイクダンスが採用されたようです。

ブレイクダンスの精神がオリンピックと合致しているから

ブレイクダンス(またはHIPHOP)の精神は、「世界の壁をダンスと音楽は超越する」というものであり、そこには人種差別や暴力などの概念はありません。またブレイクダンスは音楽さえあれば、どこでもできるスポーツです。

国の経済力は関係なく、平等にできる競技であることから、オリンピックの精神に合致していると考えられています。

フランスでブレイクダンスがブームだから

世界中でブレイクダンスの人口は増加傾向にあり、なかでも開催国であるフランスではブレイクダンスが非常に人気というのも、オリンピック種目への追い風となりました。

ブレイクダンスにおいて、もっとも大きな大会がバトルオブザイヤー(通称:BOTY)です。1990年から開催されており、フランスは好成績を残しています。

まとめ

ブレイクダンスは、今後ますます注目が集まるダンスになりますね。ちなみに良いことばかりではなく、ブレイクダンスのジャッジ(採点)が曖昧であることが懸念されています。しかし、いずれにしてもダンス業界がより盛り上がることは間違いないでしょう。

初心者限定大阪ダンススクールリアンの池田いくみでした。

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