伝説のストリートダンスチーム「Be Bop Crew」とは？
投稿日:2024年8月8日更新日:2024年8月8日
こんにちは！大阪ダンススクールリアンの池田いくみです。
2024年のパリ五輪の新種目としてブレイキン（ブレイクダンス）が追加され、大きな盛り上がりを見せています。ブレイキンはストリートダンスの一つで、ほかにはヒップホップやロッキン、ポッピンなどがあります。1960年代にアメリカで発祥し、日本では伝説のダンスチームと称される「Be Bop Crew」がストリートダンス普及に大きく貢献しました。
今回はBe Bop Crewについて解説します。
Be Bop Crewとは？
Be Bop Crew（旧：New York Be Bop Crew）は、1982年にYOSHIBOWさんが中心となって立ち上げた福岡のストリートダンスチームです。2022年に40周年を迎え、日本のダンスチームの中でもっとも歴史のあるチームとして知られています。
もともとはYOSHIBOWさんが「SUNSHINE」「CAEZER」というダンスチームで踊っており、その頃にSomething Specialというソウルトレインで活躍していたダンスチームと出会ったことがきっかけでBe Bop Crewが結成されました。
ちなみに1975年に結成されたYOSHIBOWさんのダンサーチーム「SUNSHINE」は、福岡初のプロダンサーチームでもあります。
Be Bop Crewのメンバー
Be Bop Crewのメンバーは、2代目リーダーのSOさんを始め、SUSUMUさん、PEETさん、AKANEさん、SETOさんなど、ダンサーや講師として活躍するメンバーで構成されています。
Be Bop Crewを立ち上げたYOSHIBOWさんは、残念ながら2016年に死去しています。YOSHIBOWさんは九州博多に拠点を置く日本ストリート・ダンス界の大重鎮でした。
TRFのSAMさんや、現在では振付師としても活躍中のOUJIさんやEIJIさんなどの恩師としても有名でした。
また今では当たり前になっている「UP&DOWN」の基本のリズムトレーニングを日本人向けに初めて開発した人物でもあります。「ダンスの神様」と呼ばれている坂見誠二ことSEIJIさんもBe Bop Crewのメンバーで、同じく開発に携わっていました。
2代目リーダーのSOさんは、アーティストの振付やラジオパーソナリティー、スタジオ経営、ダンス講師、日本経済大学の特任教授など多方面で活躍しています。
ほかのメンバーも同様に多岐にわたって活躍しており、YOSHIBOWさんたちが開拓したストリートダンスシーンはさらなる拡大を続けています。
まとめ
Be Bop Crewは、ダンサーなら知らない人はいない伝説のダンスチームです。YOSHIBOWさんたちがいなければ、日本にストリートダンスは浸透していなかったと言っても過言ではないでしょう。
定員数に限りがございますのでお早めに！
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